今年もトマトの収穫の時期になり、これでもかってくらい美味しいトマトがたっぷり。
出来たトマトを一番に食べて欲しいから、この時期は決まっての家へ行く。
「うわぁ!」
「今年も美味しそうにできたやろ!」
の家へ行くのはもちろん初めてじゃない。何度も惜しげなく通ってはいるものの、
トマトを渡しに行くときは特に張り切っている。
俺が丹精込めて作ったトマトを大好きなにお渡しするんやから。しかも一番良い出来なのを持って。
「ありがとう!」
太陽のようなの笑顔に俺の顔もほころぶ。いつも美味しいと言って笑ってくれる。
それだけで俺、すごく幸せやんな!
「そや!一個特別なのあんねん!」
「何?」
「・・・わぁ、可愛い!」
収穫していたときにたまたま見つけたハート型のトマト。に見せたら絶対喜ぶと思ったから、こっそり忍ばせておいた。
「せやろ!」
「でも食べるのもったいないね。」
そう言うだろうと思った!!!もしかして以心伝心?嬉しいわー!!!
きっとハートのトマトがあったのは、神さんが俺に告白しろって言うてるようなもんや。
家を出るときから、今日に告白しようと決めていた。
「なぁ、それ、俺の気持ちやねん!」
「え?」
「もしも同じ気持ちやったら、俺の為にそのトマトで料理作ってくれへん?」
俺の言葉を聞いたは、真っ赤になりながら、また太陽のように笑った。
幸せのレシピ
(「隠し味はの愛情やでー!」)
(20100726)
うちの親分は情熱家が多いようです。
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