私とフィンとスーさんは仲良し。もちろんシーくんも。
私は一人暮らしだから、3人と一緒にいる時間はすごく楽しくて、すごく貴重だ。
「スーさ・・・ひぃぃぃ!」
フィンは少し怖がりなところがある。今も、スーさんに睨まれたと勘違いして、私の後ろに隠れた。
「フィン、睨んでないよ」
「本当に?」
フィンは恐る恐るスーさんの近くへ行き、会話を始めた。
「パパとママは仲良しですよ!」
いつの間にか私の膝のうえに座っていたシーくんが嬉しそうに言った。
「そうだね。」
シーくんの頭を撫でる。ふわふわですごく気持ち良い。
スーさん、フィン、シーくん。3人の幸せそうな顔を見て、
1人違う空間にいるような、なんとも言えない感じがした。・・・気が付くとシーくんを抱きしめていた。
まるで、私を置いていかないでって言ってるみたいに、私の身体は勝手に動く。
シーくんは不思議そうに私を見つめた。
「ご、ごめんシーくん・・・」
「シーくん、、どうしたの?」
「ママ、パパ!が元気ないですよ!」
「なして?」
「シーくん、ママは止めてね。?」
2人が私に近づいてきた。
「具合でも悪ぃか?」
「大丈夫?」
「シーくん、心配なのですよ!」
シーくんが私にぎゅっと抱きついた。
スーさんとフィンは私のおでこに手を当てて、心配そうな顔をしていた。なんか、暖かい。
「私、こういう家族が欲しいな」
「え?」
「いや、3人を邪魔したいとかそういうんじゃないからね。
ただ、すごく暖かくて、幸せな気持ちだから・・・私も将来、こんな家族が欲しいなって。」
3人の邪魔をする気はこれっぽっちもない。ただ、3人といることがすごく幸せってことを伝えたかった。
「んなら、おめぇも住めばいい」
「は?」
「今日中に荷物まとめて家こ。」
「きょ、今日中?」
「いいですね!じゃあ僕手伝いに言って来るので、スーさんとシーくんは、家の片づけしといてください!」
「了解ですよ!」
「ん。頼んだ」
「え、え?えっと・・・」
私が混乱していると、早く早く!と言って、フィンが私の手をひっぱった。
その手が妙に暖かかったから、少しだけ涙が出た。
I'm Home
(一週間後、私はこの家族の一員になりました。)
(20100910)
みんな幸せになればいい!!!
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