ドリーム小説





コンコン



「はーい!?」






ドアを開けて入って来たのは我らが船長イギリスだった。 恥ずかしながら彼と私は付き合っている。 ある日唐突に『お前は今日から俺の領土だ』とかわけわかんない告白されて、強引に恋人にされた。 拒否権などあるはずがない。でも私はイギリスのことは好きだったし、問題なかった。






「イギリス!?どうしたの?」
、俺今暇なんだ。遊んでくれよ。」
「は?何言ってんの?フランスぼこりに行くとか言ってなかったけ?」
「やっぱ止めたんだよ。いいじゃねーか!どうせ暇だろ?」
「暇じゃねーよ!いちいち気にさわること言うな…この眉毛…(ぼそっ)」
「なんか言ったか?」






にっこりと笑うイギリスの手にはぎらぎら光るナイフが3つ。 ナイフなんてどこにもないよね?ここ私の部屋だし。言うこと聞かせたいときはいつも凶器出すんだから。 まったく、その凶器たちがどこから出てくるのか私は知りたいよ。






「わ、わかったから!ナイフしまってよ!」
「わかればいい。」






ナイフ普通にポケットにしまったよ。うわーあのポケットにあとどれだけの凶器が埋まってるんだろう。 ってかなんで破れないの?特注なの?その洋服。まぁいいや。






「んで、何やるの?まさかノープランとかじゃないでしょうね?」
「考えてきたって。かくれんぼ。」
「かくれんぼぉ!?」
「そうだ。30分見つからなかったら勝ちだかんな。範囲は船の中だけ。」






かくれんぼと聞いて呆気にとられたが、正直そんな遊びでよかった。 もしイギリスの思いつきで、髭狩り(『フランスをぶっ殺したほうが勝ち』) とか言ったらどうしようかと思った。でもかくれんぼなんて。子供みたいなことたまに言うんだよなぁ。 何考えてんだか。






「…はいはい。かくれんぼね。じゃあさっさと鬼決めよ。」
「俺が鬼やる。」
「はいぃ!?なんでよ!?」
「鬼のほうが楽しいだろ!なんだよお前、鬼やりてーの?」
「べ、別に。(鬼がいいなんて変わってるなあ。)」
「じゃあ早く隠れろよ。あ、見つかったら罰ゲームだからな。」
「ちょ、罰ゲームって聞いてないy」
「早く隠れろよ。見つかったら罰ゲームがまってるぜ」







…こいつ、はめやがった。そうだよ。 イギリスが理由もなしに鬼やりたいなんて言うわけないじゃん! 罰ゲームでなんか恐ろしいことをやらせるつもりだ。 私としたことが、少し考えればわかることなのに。 とにかく逃げ切る。それだけを考えなければ。イギリスは海賊のくせにルールには厳しい。 見つからなければ罰ゲームはなくなるだろう。

どこに隠れる?考えろ私…。あ!上だ!甲板だったら…





「言っとくけど、」
ドキッ
「甲板なんてつまんねぇとこ隠れんじゃねーぞ。まぁ、別に隠れてもいいけど。 あそこは2人入るので精一杯だからな。無駄に密着するし、見つかったらどーなるか保証しないからな?」
「そ、そんなんわかってるよ!」






ニヤリと笑ったイギリスは、ものすごく怖かった。見事に私の思考を読まれてしまった。 イギリスの勘が鋭いのか、私が分かりやす過ぎるのか。 どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・







「じゃあ始めるぞ。」
「は、早っ!」
「ほら、早く隠れろよ。俺、5分後に探しに行くからな!」
「ちょ、(イギリスこのやろー!!!!)」







そんなこんなでかくれんぼをすることになってしまいました。 っていってもいきなりどっか隠れろとか無理だよ。 あえて甲板に隠れてみる? いや、そんなことしたら見つかった時に『お前、俺になんかしてほしいのか?(ニヤリ)』とか言ってきそうだし。

そうだ!いいこと考えた!!!





「あれ?なんで姉さんがあんなとこにいるんだ?」






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