俺と、フランスにセーシェルは生徒会に所属している。
生徒会と言えば聞こえがいいが、よく思われないことが多い。
いつ誰に攻撃されるかわからない俺たちは、訓練をしなければならない。
大体訓練は男子組と女子組で行われるのだが、昨日はたまたま俺とがペアで行った。
はとても真面目で辛抱強い奴だった。俺の言うことをきちんと聞く。
言うことを聞くと言っても、はいはいとなんでも言いなりというわけではない。
ときには先輩の俺にも反対意見を提示したりする。自分をしっかりと持っていた。
そんな真面目なが昨日、訓練から逃げ出した。
そして今日も生徒会室に来ていない。しかし、そこまで厳しい訓練をしたわけではないはずだ。
学校には来ているようなので、書類を片付け次第、
すぐに探しに行かなければと思っていたその時、突然電話が鳴った。
「もしもしイギリスさんですか?」
「・・・?お前、日本・・・か?」
「はい」
「どっから電話してんだ?」
日本は俺の数少ない友人の1人で、漫画研究部に所属している。
漫画研究部の部室には電話はないはずだ。
もし無断でつけたりなんかしたら、いくら日本でも生徒会としてきちんと対処しなければならない。
「無論、職員室からです。」
「そうか。(よかった・・・)」
日本が規則を破るとは思わなかったが、心底安心した。
べ、別に日本から嫌われるのが嫌なわけじゃないんだかんな!敵を増やしたくないだけだ!
・・・それにしても何か焦っているみたいだ。いったいどうしたんだろう?
よし、ここは生徒会長として、英国紳士として、相談に乗ってやろう!
「何かあったのか?」
「お忙しいところ、誠に恐縮なのですが」
「大丈夫だ。今はそんな大きな仕事はないから。」
「恐れ入ります。実はですね、さんがいらしゃっています。」
「はぁ!?!?が漫画研究部にか?」
「はい。」
「なんで漫画研究部にがいるんだよ!?」
「理由は後でお話しますから。とにかくむかえに来てあげてください。」
「あ、あぁ。わかった。すぐに行く。」
がなんで漫画研究部にいるんだ?わけがわからなが、今はそんなこと言ってる場合じゃない。
※
「おい!!なんで逃げたんだ!お前、今までそんなことなかっただろ?」
漫画研究部のドアを開け、を見つけた。
は俺を見たとたん、びくっと身体を強ばらせた。何故かはわからないが顔が少し赤い。
「おい、」
「イギリスさん、とりあえず中に入ってお話しましょう。」
声が響いてしまいますから。そう言って日本は俺を部室に招き入れた。
俺が椅子に腰を下ろした瞬間、日本が思いっきり机を叩いて言った。
「イギリスさん!あなたはなんて訓練してるんですか!」
「なんて訓練・・・って・・・別に毎回普通だぞ?」
「嘘おっしゃい!じゃあ昨日はどんな訓練をしたのか教えなさい」
正直、日本がなぜここまで怒っているのかわからない。
をちらりと見ても、机にひれ伏しているだけ。
ただ、髪の間から見える耳は、心なしか赤い。具合が悪いのか・・・?
「そんな怒るなよ!き、昨日だろ・・・昨日は・・・あ!縄脱けの訓練をした。」
「・・・。じゃあそのときの状況を詳しく」
「えーと、を普通に縛って」
「それで?」
「縄脱け出来たら俺に知らせろって言って・・・部屋に閉じ込めた。もちろん鍵はかけてねーぞ!」
「なるほど。それで気付いたときにはがそこから逃げていたと。」
「あぁ。そんときは少し暗くなってたし、縄脱けて窓から出て帰っちまったんだろうなって思ったんだ。
まさかこんなことになるなんて。」
日本はちらりとの方を見て、はぁとため息をついた。
「なんだよ!フランスとセーシェルも普通にやってる訓練だぞ」
「確かに訓練としては普通ですね。」
「じゃあなんで、」
「縛り方を思い出してみてください。」
「縛り方ぁ!?」
「はい。」
「何言ってんだ?普通に縛っただけだぞ俺は!」
「・・・なるほど。ちなみに何縛りですか?」
「亀甲縛り。」
「・・・はぁ。(イギリスさんにとってはそれが普通と言うことですね。)
いいですか、ひとつ言っておきますけど、あなたは普通だと思っているでしょうが、」
ゴゴゴと日本の怒りが大きくなる。怖すぎる。
「ななななな、なんだよ!」
「それは訓練とは言いません。」
「なんでだよ?訓練じゃなかったらなんて言えばいいんだ!」
「教えて差し上げましょうか?あなたのやったことはですね、」
SMプレイと言います!
(「えすっ・・・え!?」)
(「デリカシーのない人ですね!可哀想に、にきちんと謝ってください。」)
(「うぇ?あぁ。わわわ、悪かった!!!!」)
(「先輩の、変態っ!!!!」)
(「ガーン」)
(20101128)
たまにド下ネタを書きたくなります。何故だろう。←
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