「あけましておめでとう!!」
「おめでとうございます。アーサーさん。」
2人で過ごす初めてのお正月。アーサーの家で年を越したのだが、気を使って日本様式にしてくれた。
袴と着物を身にまとい、チラリと見えたアーサーの鎖骨に美惚れつつ、かしこまった挨拶をする。
私は兄直伝のお雑煮を作ると、アーサーは「美味い!」と喜んで食べてくれた。
「今年もよろしくな。」
「うん。」
そう言った後、アーサーがやけにそわそわし始めた。
一体どうしたんだろう?・・・お雑煮まずかったのかな?無理やり食べたのかな?
「アーサー?トイレなら早く・・・」
「!!!」
「はい!!!?」
「フランシスから聞いたんだ!日本では、ヒメハジメとかいう伝統があるんだろ?」
「は?」
「勉強不足ですまない。清く正しく慎ましい日本の文化、俺ももっと学ばなきゃだよな。」
アーサーは私の前で礼儀正しく手を合わせた。
「いただきます。」
「え、ちょ、」
そのまま族に言うお姫様だっこをされ、さっきまで眠っていたベッドに押し倒されたのだった。
清く正しく慎ましく
(「俺、あれもやりたい、あーれーってやつ!」)
(「・・・確信犯じゃないよね?」)
(20110106)
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。今年も英を愛します。←
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