は怒っていた。理由は、俺がシャツに口紅をつけてきたから。もちろん浮気ではない。
断じてない。俺は周りからかなり浮気者のような扱いをされるが、
と付き合って一緒に住むようになってからはどんな美人にも惹かれることがなかった。
今日の口紅は、接待で行ったときに付けられたんだろう。キャバクラ好きの上司を持つと最悪だ。
なんとか誤解を解きたいが・・・
「〜」
「・・・」
「さぁーん」
駄目だ。完全無視。接待だとか言ったら余計疑われるんだろうなー。
困っているのは本当だが実は嬉しくもあった。だってが嫉妬してくれてるってことだよね。
「何にやついてんのよ」
「え、あぁ、が嫉妬してくれてると思うと嬉しくて」
「は!?馬鹿なこと考えてないで少しは反省してよね!!!」
「ごめんって。接待だったの。こないだ話したでしょ?キャバクラ大好きな頭悪い上司のこと」
「どうだか」
それさえも作り話だと思ってんのかな?意地っ張りめ。ま、そういうとこも好きなんだけどね。
「大体こんなとこに口紅つける下品な女は嫌いだよ。」
「・・・」
「俺はね、砂糖と塩を間違えたり、何もないところでつまずいたり、
ボタン掛け違えたりする可愛い子が好きなの。」
「・・・それ、私じゃない」
「その通り!」
俺はのこと大好きなんだよ。毎日よーく見てるんだよ。
一生懸命な君を本当に愛してる。顔も身体も声も仕草も心だって、全部全て俺のもの。だからさ、
笑って、ハニー?
(君がいるのに浮気する理由なんてないよ)
(20110221)
友人がボタン掛け違えてて可愛かったんです(^q^)
|
|