「今日は虎ちゃんの日です!」
「何言ってるの」
「馬鹿なのは東条さんだけで十分っすよー?」
今日はかおるの家で飯食おう!
そう言ったのは東条だった。しかしバイトが長引いているのか、未だに現れていない。
はしびれを切らして冒頭の発言をした。
しかし、かおると庄次は腹が減りすぎておかしくなったと勘違いし、
を軽くスルーした。
「ちょっと!スルーしない!」
「…誕生日は確か8月だけど?」
「誕生日の話じゃなくて!2月22日!」
「だから、それが何?」
「猫の日だよ!!!!」
突拍子もないの言動に、2人はため息をついた。猫の日?なぜ虎と関係があるのかと。
その空気に気づいたは説明を始めた。
「英虎だよ?英虎!虎だって立派なネコ科です!」
「虎がネコ科ってのは間違ってないけど…」
「だから何?」
「庄次冷たっ!まぁいいや。はい!こっち注目!」
じゃーんという効果音と共にがバックから取り出したもの、それは猫耳というやつだった。
「「 ぶっ 」」
「これを虎ちゃんにつけてもらいまーす」
「ぶは!最高だなそれ!」
「…虎、可哀想だな」
「とか言いつつかおるも笑ってるじゃねーか」
ひとしきり笑ったその時、ドアが開いた。
「遅れてわりーな。バイトが長引い」
「待ってたよ虎ちゃーーーーん!」
英虎を向い入れ、座らせる。庄次とかおるは笑いを堪えるのに必死だった。
「なんだ?なんか今日は大人しいじゃねーか?」
「虎ちゃん!これ!」
「んだよこれ」
「猫耳ー!つけてね!」
「はぁ?ふざけんな。無理。」
拒否されるのは当り前。は庄次に目配せし、助けを求める。
庄次はそれを敏感に察知し巧に口を動かした。
「罰ゲームっすよ。罰ゲーム。俺ら腹すかせてずっと待ってたんすよー?」
「うっ…てもバイトが…」
「絶対大丈夫だって昨日言ってた。」
「かおる…」
「お腹すいたよおおおお」
「…」
3人の見事な連係プレーにより、東条に逃げる道はなくなってしまった。
渋々猫耳をとり、頭につける。
「「「 うおおおおおお! 」」」
「な、なんだよ!」
「もっと爆笑を期待してたんすけど…」
「…まあ猫と言うよりかはライオンだけどね。」
「私ライオン好きだよ!虎ちゃん可愛い―――――!!!!」
はぼふんっと英虎に抱きついた。英虎はそれをなんなく受け止める。
「もういいだろ。飯だ飯!」
「何取ろうとしてるの、虎。」
「え?」
「今日はそれつけっぱにしてくださいね」
「あと数時間なんだからつけててねー虎ちゃん!」
3人の腹黒い笑顔に、英虎は抵抗出来るはずがなかった。
君の日祝ってあげましょう!
(「いい加減に」)
(「「「 罰ゲーム 」」」)
(「…くそっ」)
(20110222)
会話文ばっかりですいません;
東条にだけ敬語の庄次に萌えます。あとかおるくんの「虎」呼びにも萌えます。
東条一派も大好きなんだぜ…!
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