「準太はさー、いつか『私と和さんどっちが大事なの!?』って聞かれると思うよ。」
は悪びれる様子もなく、淡々と言った。俺はなんとなく納得してしまったので何も言い返せなかった。
けど、和さん1人を対象としているのは少し違う。
俺はたっぷり間をとってから(というか何も言えなかったから間が出来ただけだけど)言った。
「せめて『和さんと』じゃなくて『野球と』にしてくんねーかな」
和さんのことは尊敬しているし、好きだ。でも、この好きはそういう類いの好きではない。俺はホモじゃないし。
「もし俺と付き合ったら、
はそれ言う?」
「・・・・言うかもしれない」
てっきり『言わない』と言うと思ったので、俺は少し戸惑った。でもそれ以上に、
『俺と付き合ったら』という例を否定されなかったのが嬉しかった。
「じゃあ言って」
「え?」
「絶対言えよな」
は不思議そうに俺を見つめた。・・・遠回しな、告白なんだけどな。
つまり、俺と付き合って
(わかるわけないか)
(20101003)
準太は奥手に見せかけて策士だと萌えます。
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